アロマキャンドルは、キャンドルにアロマオイルが配合されたものです。キャンドルとして楽しむだけでなく、香りも一緒に楽しめるので、リラックスしたいときなどにおすすめです。
しかし、アロマキャンドルなのに匂いがしない、と感じることがあります。
今回は、なぜ、アロマキャンドルなのに匂いがしないのか、アロマの香りを復活させるにはどうしたらいいのか、について書いていきます。
アロマキャンドルの匂いがなくなる理由
アロマキャンドルの匂いがなくなる理由について、考えられることをあげていきます。
アロマの芳香成分が揮発した
アロマキャンドルの匂いがなくなる一番の理由は、アロマの香りが揮発し、とんでしまうことです。
アロマの芳香成分は揮発性の成分なので、アロマキャンドルを封をせずにそのまま放置していると、芳香成分が自然に揮発していきます。
アロマキャンドルを購入する際は、密封されたりラッピングされていたりして、芳香成分が揮発しにくい状態となっていることが多いです。
購入した状態のまま置いておけば、香りがとびにくいのですが、包装を開けて、アロマキャンドルをむき出しにした状態で置いておくと、芳香成分がどんどん揮発し、香りがうすくなっていきます。
アロマキャンドルは、見た目がおしゃれなものも多く、火を灯さずに、アロマの香りを楽しみながらインテリアとして飾る方も多いです。
「初めのうちは、いい香りがしていたのに、気付けば香りがしなくなったなあ・・」というケースは多くみられます。
体調不良で匂いがしない
アロマキャンドルの匂いがなくなる理由で2番目に多いのが、体調不良によるものです。
風邪をひいている、疲れが溜まっている、自律神経が乱れている、過度のストレス状態・・・このような、体調が優れないときというのは、臭覚を感じにくくなることがあります。(人によって聴覚、味覚の異常として出る場合もあります。)「香り」という臭覚の〝情報〟が、正常に伝わっていかない状態にあるのです。
いつもと感覚が違う、というのは、カラダからのメッセージですので、変化を無視せずに、体調管理に努めましょう。
アロマキャンドルの香りを復活させる方法
アロマキャンドルの香りがしなくなったら、もうポイ捨てか、というと、そうではありません。笑
きちんと対策すれば、また香りを楽しむことができます。香りを復活させる方法をご紹介していきます。
火を灯して香りを復活させる
アロマキャンドルの芳香成分が揮発することで香りがなくなる、ということを前述しました。
この状態のアロマキャンドルは、表層部の芳香成分が揮発して香りが無くなっている状態です。深層部には、まだ芳香成分が残っています。
キャンドルに火を灯し、表層部を燃焼させることで、芳香成分が含まれている深層部が表に出てきます。すると、再び香りはじめます。
そのまま火を灯してキャンドルと香りを楽しんでもいいですし、火を消して、香りのあるインテリアとして楽しむのも良いです。
体調を戻して、臭覚を復活させる
体調不良により、匂いがしなくなっているようでしたら、体調を整えて元気になることで、臭覚を復活させましょう。
軽度の体調不良でしたら、しっかり休養をとり、セルフケアすればいいかと思いますが、臭覚異常が長く続くようであったり、臭覚以外にも不調サインが出ている、辛い症状が出ているようであれば、医療機関を受診し、医師などの専門の方に診てもらうなど、体調、症状によって対応していただけたらと思います。
健康で元気であるからこそ、楽しみも増えますからね。
最後に
私自身、香りのしなくなったアロマキャンドルをどうしていいのかわからずに、香りが無くなった!という理由だけで捨ててしまったことがあるのですが、「火を灯す」という方法をするようになってからは、アロマキャンドルを長く楽しめるようになりました。
可愛くておしゃれなキャンドルだと、インテリアとして飾っているだけでもいいですが、やっぱり、香りがあると嬉しいものです。
さわやか系、スイート系、リラックス系、いろいろな香りがあります。お好きな香りで、キャンドルライフを楽しんでいきましょう!
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