料理研究家の神田川俊郎さんが、25日朝早くに亡くなりました。81歳でした。
神田川さんは新型コロナウイルスに感染し、大阪市内の病院で治療を受けていたそうです。
葬儀は近親者で行い、喪主は長男、希（のぞむ）さんとのことです。
神田川俊郎さんは、大阪市内で複数の料理店を営む一方、テレビ番組にも多数出演し、軽快なトークで人気を博してきた料理研究家です。
神田川俊郎さんのこれまでの活動や、現在のお店について、詳しくみていきましょう。
神田川俊郎さん、コロナに感染で死去
関係者によりますと、神田川俊郎さんは今月16日に、自宅で体調を崩して病院に運ばれたあと、新型コロナウイルスへの感染が確認されたということです。
入院し治療を受けていましたが、２５日の朝早くに亡くなったということです。81歳でした。
料理研究家・神田川俊郎さんのこれまでの活動
神田川俊郎（かんだがわ・としろう）さんの本名は、大竹俊郎（おおたけ・としろう）。昭和14年、京都市生まれ。
日本料理店「なだ万」などで修業し、１９６５年（昭和４０年）、大阪市北区・北新地で、和食料理店「神田川」を開き、素材やジャンルにこだわらない「新日本料理」を提唱。さらに、複数の料理店を経営していかれました。
その後、人気テレビ番組である「料理の達人」などのメディアに多数出演。華麗な包丁さばき、軽妙な語りと派手なパフォーマンスで人気を集めました。
「料理は、心や！」
花に水、人には愛、料理は心
この決めセリフに記憶がある方は多いのではないでしょうか。
神田川俊郎さんは、全日本調理師協会の名誉会長を務め、全国各地で料理人の育成にもあたってきました。
神田川俊郎さんの現在のお店は？
神田川俊郎さんが経営するお店は、大阪・北区の北新地に、現在、４店舗あります。
日本料理屋・割烹『新日本料理 神田川本店』、フランス懐石『和ふらんす懐石 神田川』、『天ぷら懐石 味神田川』の３店舗です。
1965年創業の神田川本店開店以来、神田川各店は素材に妥協することなく本当に美味しいものを提供する事を信条とし、手間ひまを惜しまずに一品一品丁寧に作り続けてまいりました。
神田川俊郎さんの、料理への熱い思いがうかがえます。
ホームページでは、お店の雰囲気を感じることができます。上品で、繊細で丁寧で、真心を感じられるような雰囲気が伝わってきます。
→ホームページは、こちら
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