「みんなが当たり前にできていることができない」と悩むとき

人間関係
スポンサーリンク

「みんなが当たり前にできていることができない」

そんな時、できない自分を責め、自分が嫌いになり、苦しくなってしまいがち。

能力、才能というのは、人それぞれ違うので、できること、できないこと、得意なこと、苦手なことがあるのは当然なことです。

そう頭ではわかっているものの、実際のところ、つい、周囲の人と自分を比較し、できない自分を責め、嫌いになり、現状が嫌で嫌でたまらない・・というように、ネガティブの渦に自ら身を投じてしまうものです。

わたし自身、幼少期のころから、人並みにできないことが多くて、劣等感をいつも感じ、自分に〝ダメ人間レッテル〟を貼り、自分のことが大嫌いでした。だから、楽しくない日が多かったです。

しかし、自分が生まれ持った個性を否定し、責めていても、誰も幸せにはなりません。そんな自分の個性を受け入れ、どう活かしていくのかを考えていきましょう。

そうすれば、見える世界が変わります。ため息まじりの憂鬱なモノクロの毎日を、あなた色の花が世界を彩る毎日にしていきましょう。

スポンサーリンク

みんなが当たり前にできること、は重要でない

みんなが当たり前にできることの重要性って、何でしょう?

みんなが当たり前にできることを目指すことは、本当に大事なことなのでしょうか?

例えば、勉強、受験、結婚、出産、就職、というような大きなライフイベントから、スポーツや家事、日常生活のことなど。

みんなと同じにできないことが恥、みんなと違うことがダメなことだ、という考えを、まずは一旦、捨ててみてください。

みんなが当たり前に結婚して出産しているけれど、自分はできなくて悩んでいる、というのなら、深層をみれば、本当は結婚したくないのかもしれません。本当は子供が欲しいわけではないのかもしれません。結婚という形式ではなく、パートナーという存在でありたいと願っているのかもしれません。

みんなが当たり前に就職しているけれど、自分は就職せずにフリーでいることに悩んでいる、というのなら、実は、就職なんてしたくない、起業しフリーランスで仕事をしたいのかもしれません。

「みんなが当たり前にできること」「みんながやっていること」を軸に、行動や生き方を決めてしまうと、本当の自分が心から望むことと、現実とが異なり、悩みや不安、苦しみの原因となってしまいます。

思い込みやネガティブな感情は削ぎ落とし、本当の自分が心から望むこと、本当の自分が大事にしたいもの、本当はどうありたいのか、というような、純粋な心の軸を大切にしていきましょう。

スポンサーリンク

「できる」「できない」をニュートラルに捉える

才能・能力はみんな違っているのが当たり前。得意、不得意は個性です。

勉強、スポーツ、芸術、コミュニケーション、仕事・・・様々な分野において、「できる」「できない」を感じることは日常であるかと思います。

できないこと=人としての価値が低い、のではありません。

できることよりも、できないことの方が気になりやすいのは、できないという事実に、苦しみ、悲しみ、怒りなどのネガティブな感情がくっつくからです。心にトラウマがあることも。

「できない」ことを理由に、人から嫌なことを言われた、された、自尊心を傷つけられた。「できない」が原因で人に迷惑をかけた、相手に嫌な思いをさせてしまった。など。

過去の出来事は変えられませんが、出来事にくっついたネガティブな感情を切り離すことは可能です。そうすると、過去の出来事に対する解釈を変えることで、感謝などのポジティブな感情をくっつけることも可能となります。

まずは、「できる」「できない」にくっついている感情を切り離し、ニュートラルに捉える習慣をつけましょう。

客観的に自分を見てみてください。できることも、できないことも、まずは、ニュートラルにまるごと受け入れましょう。

「できないこと」の中には、ありたい自分とは違うこと、認めたくないこともあるかと思いますが、まずは一旦、受け入れ、認めましょう。

本当の自分が望む未来のために、できないことをできるようにする、ということは大切なことですが、自分を受け入れ、認めてから、自分を変えていくようにチャレンジしていく方が、前向きな気持ちで取り組むことができるのです。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました