許せない人。生きていれば、嫌な人と出会うこともあります。
その、許せないと思う人から、深く心が傷つくようなことを言われたり、されたり。また、酷いことや理不尽な目にあったり。
そんな時、復讐心が芽生えやすいです。
「見返してやりたい」
「仕返ししてやりたい」
「苦しい思いをすればいい」
鬼滅の刃でいう「鬼」になりそうな時、ありませんか?
しかし・・ちょっと待ってください。因果応報の法則でもあるように、悪いことを思えば、悪いことを生む、善いことを思えば、善いことを生むものです。
「許せない!!」
そう思ったときこそ、心をただすことが重要になるのです。復讐するより、許すべきです。
私自身も、意識的に、「許せない」をやめてみました。そのおかげで、寛大になったのか、優しくなったように思います。人にも、自分にも。
許せない人を、あえて「許す」ということで、心の変化、現実の変化を感じていただけたらと思います。(^^)/
許せないから、ネガティブになる
イライラしたり、怒ったり、悲しくなったり、落ち込んだり、
ネガティブになるのは、「許せない」ことが原因であることって、すごく多いのです。
例えば、
○○さんの行動・態度が、許せない。
○○さんの言った言葉が、許せない。
○○さんの、その癖が、許せない。
自分の、この性格が、許せない。
自分の、繰り返しやってることが、許せない。
自分の、この容姿が、許せない。
自分の、今いる状況・環境が、許せない。
自分にとって嫌なこと、好ましくないアクシデントが起きたとき、
「許せない」度合いによって、
どれだけネガティブになるかどうかが、変わります。
「許せない」→「許す」
に変えることで、ネガティブになっても、すぐにまた、ニュートラルな状態に戻りやすくなります。
じゃあ、全部許して、そのままにしておけばいいのか?
現状維持でいいのか?というと、そういうことではありません。
改善すべきことがあるとき、「いいよー」と、全部許して、何もしなかったら、現状が変わらないですからね。
では、嫌なこと、好ましくない出来事があり、「許せない」という気持ちが出てきたときに、どうするのか?
自分の心に沸き起こっている「感情」を、素直に許す。
怒っちゃいけない、悲しんじゃいけない、って、沸き起こる感情を押し込めることって、すごく苦しいことなんですよね。
だから、素直に許すこと。
「許せない」という気持ちを、まずは許すこと。
と言っても、ネガティブな感情を周囲の人にぶつけたり、ひたすら同情を求めることとは違います。
まずは、自分自身が、自分の良き理解者となることです。
相手の価値観・言動・態度・行動を、許す。
価値観の違い=この人は合わない人、と思う人もいるかもしれませんが、
わたしたちは、みんな一人一人、違う価値観で生きています。似ていることはあっても、同じではありません。
自分の価値観や世界観のみで、相手の行動や言動をジャッジすると、「許せない」ことが増えてしまいます。
「私(の価値観)だったら、そんなことしないのに・・」
「私(の価値観)だったら、そんなこと言わない・・」
どうしても理解しがたいことや、許せないと思うこともあるかもしれませんが、
まずは一旦、水に流して、「許す」こと。
これからどうするのか、「未来」に心を使う。
過去に起きたことを、ウダウダ、ネチネチ言っていても、何も始まりません。
これから、どんな未来にするのか、ということにフォーカスする。
その未来にするために、今から自分ができることは何なのか?を考えること。
相手を変えることを考えるのではなく、自分を変えること。
相手にどう接しようか?
どんな言葉をかけようか?
自分の何を改善しようか?
結果がどうなるのかは、わかりません。でも、ほんの小さなことでも「変化」させること。
未来に意識が向いていくと、過去は気にならなくなります。
なぜかというと、人は、一つのことしか見えないから。
過去を見ているときは、未来が見えない。
未来を見ているときは、過去は見えない。
今に集中しているときは、今しか見えない。
今に集中しているときは、過去への後悔も執着もありません。未来への不安も執着もありません。
日々、成長です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。(^^)/
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