未来のことはわかりません。時代の変化の流れが速く、これまでの常識が一気に崩れることもあります。自粛生活やリモートワークなどで、ライフスタイルも大きく変わりました。
先の読めない未来に、不安を抱く人は多いです。しかし、先のことばかり考えて不安に押しつぶされそうになっては困ってしまいます。
「こうなったらどうしよう」「想定外のことが起きたらどうしよう」
考え始めると、不安がどんどん大きくなってしまうもの。
今回は、将来のことばかりを考えてしまい不安になるときの対処法について書いていきます。
不安な気持ちになることは悪いことではない
「よくないことが起きるのではないか」「うまくいかなかったら困るな」というように、どうなるかわからない未来のことばかり考えてしまう癖があると、不安な気持ちばかり大きくなって、苦しくなってしまいます。
不安な気持ちになること自体は、自然なことで、誰にでもあるものなので、悪いことではありません。
しかし、未来のことを考え過ぎて不安になってしまうのは、不安な気持ちで時間を過ごすことになるわけですから、ある意味、勿体ない時間の過ごし方ともいえます。
悩んでいても仕方ないことで悩むより、どうすれば悩まなくなるかを考えたほうが健全です。
とは言え、将来への不安な気持ちを否定する必要はありません。
将来のことを考えて不安になったときは、「また、不安なこと考えているな」と認識して気持ちを切り替えればいいのです。
不安なときに気持ちを切り替える方法
不安な気持ちのままでいるのは誰にとっても強いストレスを感じるものです。気持ちを切り替える方法を書いていきます。
自分の気持ちを理解する
不安な気持ちが頭から離れないというときは、自分の気持ちを理解するようにしてみてください。
何に対して、どんな不安があるのか?具体的に明確にする必要があります。おすすめは、紙に書く方法です。書くことで思考が整理されるからです。そして、可視化することで認識しやすくなるためです。
不安な気持ちを一人で抱え込んでいても、ネガティブなことばかり考えて苦しくなってしまいます。ネガティブになる時間を減らしていきましょう。
好きなことをする
不安な気持ちを自分の意志で無理矢理無くすことは、案外難しいもの。むしろ、無くそうとすればするほど意識が不安に集中して気持ちが強化されてしまいます。
どこに意識をフォーカスさせるか?が重要です。不安なときは、不安なことに意識が集中しているので、その意識のベクトルを、別のものに向けるのです。別のことに意識を集中させて見ましょう。
自分の好きなことなら、なおさら効果が期待できます。
好きなことなら夢中になって時間を過ごせるので、不安なことなんて気が付いたら忘れてるものです。
今、できることをやる
「問題が起きたらどうしよう」「想定外のことが起きたらどうしよう」
そんなふうに色々考えても不安がどんどん大きくなってしまうのは、先のことを考え過ぎて「今」出来ることがないからかもしれません。
今から出来ることがあるのなら、やってみることです。出来ないことをずっと考えていても、不安にしかなりません。
もし、やれることをやって上手くいかないことがあったとしても、自分に出来るベストは尽くしたのであれば、自分に納得がいくはずです。
今、この瞬間に意識を向ける
将来のことを考えて不安が大きくなるのは、意識が「今、この瞬間」にないからです。
過去や未来のことを考えてしまうことがあったとしても、生きているのは、過去でも未来でもありません。
自分が生きているのは「今、この瞬間」だけです。そして、自分に出来ることは「今」何をするか、というだけなのです。
今の自分に出来ることに集中することは「未来」にもつながるものですから、今の自分に出来ることに集中することが大切です。
理想の未来を設定する
『人生は「今」の連続で出来ていて、過去の積み重ねが今となり、今の積み重ねが未来を作る。』という過去積み重ね型で未来をみると、未来は不安に感じてしまいがち。
それに対して、『人生は「未来」は決まっていて(決めていてる)、その未来に行くために「今、この瞬間」を生きている。過去は全て、未来のために起こっていたこと。』という未来決定型で未来をみると、未来に対して希望や信頼、楽しみの感覚が沸き起こるはずです。
つまり、過去積み重ね型と未来決定型では、気持ちや感情が全く変わってくるのです。
自分の心に素直に、心から望む未来に向かっていただけたらと思います。
あなたにたくさんのHAPPYが訪れますように。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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