キャンドルを浄化のために使う方もいらっしゃいます。
「浄化」というと、怪しいような、スピリチュアルなイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれませんが、心をスッキリとリセットする、というように、気軽な感じで捉えてみるといいかもしれません。
仏壇や神棚の前、教会などでは、古来から、ろうそくが灯されてきました。その火を見つめることで、心を静寂に、リセットされた気分になるのは、キャンドルの浄化の効果があるのかもしれません。
今回は、キャンドルの浄化の効果について説明していきます。
浄化について
浄化って何?
浄化は、負のエネルギーである邪気を払うことです。
邪気が溜まると、体調が悪くなったり、運が悪くなったり、人間関係がうまくいかなくなったり、と好ましくないことが起きやすいと言われています。
つまり、HAPPYな毎日を過ごすには、邪気は邪魔もの、浄化が必要、ということになります。
邪気って何?
邪気は、目に見えないものなので、実感がなくてわからない方が多いですが、「何となく嫌な感じ」「ずっしり重く暗い感じ」「冷たい感じ」というような〝感覚〟で感じるものです。
この感覚は、誰でも日常で感じていることです。
例えば、
悩んでいる人の話を聞くと疲れる
体調が悪い時に、暗い雰囲気になっている
暗くて汚い部屋に入ると気持ち悪い
など、見たり、聞いたり、触れたり・・五感(正確には、第六感も入るかと思います)で感じるものです。〝その感覚〟をずっと感じたくないな、嫌だなと思うような感覚になるものが、邪気です。
不安、妬み、嫉妬、イライラなどの感情も、邪気と捉えることができます。自分がネガティブになるだけでなく、周囲にいる人にも影響を与えるので、注意が必要です。
また、満員電車の中や散らかった部屋、タバコの煙などの環境面からも、邪気を受けることは日常でよくあることです。
邪気の反対は、無邪気・正気
邪気の反対は、無邪気、正気と表せられます。
人生は選択の連続ですが、良い選択、良くない選択は、自分の状態によって変わってきます。
邪気のある状態では、良い選択はできにくいものです。スッキリ浄化していきたいですね。
無邪気とは
無邪気とは、邪気がついていない、ピュアな状態のこと。あどけなくて、素直。悪気やねじけた気持ちがない状態をいいます。
正気とは
正気とは、万象の根本たる天地に広がる気。正しい意気。正しい気性。平常の判断力を持っている状態。意識が確かなこと。
キャンドルの浄化の効果
1/f のゆらぎ効果
キャンドルに火を灯すと、炎がゆらゆらします。その〝ゆらぎ〟を、「1/f のゆらぎ」といい、小川のせせらぎの音や木漏れ日などもこのゆらぎになっています。
この1/f のゆらぎによって脳波がリラックする状態になるので、癒しの効果があります。
ネガティブになったりイライラする人、ストレスが多い人は、この揺らぎによって癒されていくでしょう。
このように、キャンドルの炎のゆらぎで、自然と邪気がなくなっていきます。
変性意識状態になる
キャンドルの炎をじっと見つめていると、脳が変性意識状態になりやすくなります。
変性意識状態というのは、トランス状態とも言われ、意識がぼーっとしていて、覚醒と睡眠の間ぐらいの状態となります。脳波はθ〜α波である状態です。催眠療法やヒーリングでも、この状態になります。
変性意識状態は、深いリラックス状態でありながら、集中力が高まっている状態です。
雑念が消えていくので、考え事が多い人、悩みで頭がいっぱいの人は、キャンドルの炎を見つめることで、だんだん頭がスッキリし、邪気が消えていくでしょう。
浄化の効果が現れるまでの時間
キャンドルの炎での浄化の効果が現れるまでの時間は、5〜10分程度あればいいでしょう。
ただ、その時の状態にもよりますので、邪気が多いな、と思われるときは、もう少し長めの時間をみておくと良いでしょう。
最後に
キャンドルでの浄化の効果について、書いてきました。
火を使うので、火事や火傷など、火の取り扱いには十分に注意してください。
浄化は、1日の終わりや、疲れたとき、つまり、邪気が溜まっているときにやると、効果的です。スッキリするので、ぜひ、やってみてください。
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