魅力のある人って、どんな人だと思いますか?
その答えは、人それぞれだと思いますが、世間一般論で言われていることに惑わされず、自分の大事にしているもの、感性を大事にしていただきたいな、と思います。
世間一般的によく言われている、魅力的な人というのは、例えば、容姿がいい、仕事ができる、収入が高い、明るい、優しい、コミュニケーション能力が高い、健康的・・などが挙げられます。
確かに、それぞれが魅力ではあると思いますが、それが満たされていなければダメ人間、のようにレッテルを貼る必要はありません。価値が低いと捉える必要もありません。
誰かが作った、人をジャッジするモノサシなんて、使いたくなければ使わなくていいのです。
今回は、誰かのモノサシに囚われず、自分のモノサシで生きる、ということについて書いていきます。
「強み」も「弱み」も、その人らしさ
例えば、容姿が悪いからダメな人だ、コミュニケーションが苦手だからレベルが低い人だ、というように、ほんの一部分だけでその人を判断してしまうと、他の魅力的な部分が見えなくなってしまうことにもなりかねません。
誰でも、強みと弱み、両方を持っています。強みも弱みも、すべては、その人の特徴で、その人らしさです。本来、善悪をつけるものではないのです。
個性を発信する時代
平均的にできることが良い、というような教育を受けてきた私たちは、弱みを無くすことが良いこと、出る杭は打たれるような場や雰囲気が作られてきました。
しかし、時代は変わりました。SNSなどのインターネットで、個人の発信したことが、全世界に影響を与えられるようになった今、もはや、個性や自分らしさは、最強の武器となるようになりました。
強み、弱みのデコボコを平らにすることだけを頑張るよりも、デコボコを活かして楽しめばいいのです。
世界中のどこかに、あなたと出会いたい人がいる、あなたを求めている人がいる、あなたの魅力が好きな人がいる・・その誰かと繋がることができる、そんな時代です。
学校や職場のような狭い世間だけで閉じこもるより、日本中へ、世界へと、のびのび生きることができるのです。
自分のモノサシで生きていく
あなたの個性は、どんなものでしょうか?誰かを楽しませること、喜ばせること、癒すこと、苦しみから救うこと、理解してあげること、教えること、サポートすること・・人それぞれ、得意なことや強みは違いますが、必ず、何か持っているものです。どんどん活かしていきましょう。
強み、弱みがあるから、人と人がつながる
どんな人であっても、強みや弱みが無くなることはありません。弱みがあるからこそ、誰かの強みが活かされるし、強みがあるからこそ、誰かの弱みをカバーすることができるのです。夜空に星が輝くように、闇があるから、光が輝いて見えます。一人で孤立するのではなく、補い合うことで、生きていけるものです。
相手の弱みを指摘し、ダメ人間のレッテルを貼ったり、責めたりして傷つけることは、相手だけではなく、自分自身の美しい心も傷つけてしまいます。
相手の弱みをカバーすることや、弱みを強みとして活かすこと、良くなるように導いていくことに、力を注ぐ方が、お互いに心地よく過ごせるはずです。
誰かの役に立ち、喜んでもらえること、相手が成長して良くなってもらえると、本当に嬉しいものです。
私は、旅行や美味しいものを食べるのが好きなのですが、好きなことをするのはとても幸せを感じます。でも、それ以上に、相手が良い状態に変化するのを見ることは、すごく嬉しくて、もっともっと幸せを感じます。
魅力をたくさん見つける
人の強みや弱みを、先入観や偏見なしに、純粋に見ることができるようになると、自分や人の魅力、可能性にたくさん気付けるようになっていきます。
魅力がわかるからこそ、人を尊重できるようになるのです。
素晴らしい人は、偉人や有名人だけではありません。どんな人も、その人らしい魅力が存在するのです。たくさん魅力を見つけていきましょう。例えば・・
- 相手の立場に立って物事を考える
- 相手の気持ちに寄り添う
- 未来へ一歩踏み出す行動力がある
- 場を楽しませる
- 失敗しても諦めずに頑張る
- 気持ちを素直に表現できる
- 冷静に物事を見ることができる
- 親身になり、面倒見がいい
- ストイックに集中できる
- 独自のユニークな視点を持っている
- 粘り強く諦めない気力がある
- 穏やかで、場を和ませることができる・・・など。
自分らしい魅力を誇りに思い、磨きをかけていきましょう。
そして、人の魅力をたくさん見つけることは、自分の中にある魅力を開花させるきっかけにもなります。人の魅力は、自分の中にも存在するからこそ、見つけられるからです。
一人ひとり、大切な存在
そして、大切なことは、どんな人であっても、同じ人間だ、ということ。それ以上でもなく、それ以下でもないのです。肩書き、容姿、学歴、収入、過去の経歴などは関係なく、どんな人であっても、一人ひとり、大切な存在です。
過去を後悔したり、過去の栄光を自慢したりする人よりも、未来を信じ、前向きに歩んでいる人の方が、何倍も美しく魅力的に見えるものです。
これまでの過去がどうであれ、この先の未来を、今よりも魅力が輝いている未来を信じ、進んでいきましょう。(^^)/
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