うまくいかない時、失敗した時。そんな時は、「もうダメだ」「やっぱり、無理なんだ」と、自信を失いやすいし、ネガティブになりやすいものです。私もこれまで、何度も何度も、落ち込み、自分を責めてきました。
うまくいかない時、失敗した時というのは、多くの人は反省し、ネガティブになります。しかし、反省しただけでは、現実は変わりません。
「次、また頑張ろう」「明日、またやろう」と、また再チャレンジすることもあるかと思いますが、失敗したこと、うまくいかないことは、繰り返してしまうことが多いものです。
私たちは、人生の中で、無意識に同じ失敗を繰り返してしまっているのです。
同じ失敗を繰り返すと、「また、ダメだった」「もう絶対無理」「私なんて、どうせ・・」というように、さらに自信を失います。
人生をより良いものにしたい、というのであれば、この負のループから抜け出す必要があります。
今回は、同じ失敗を繰り返さないようにするために、失敗した時、うまくいかない時にやるべきこと、について書いていきます。
落ち込んだり、自分を責める時間を、未来を創るための時間に変えていきましょう。(^^)/
うまくいかないこと、失敗したことを、ニュートラルに捉える
うまくいかない時、失敗した時、というのは、ネガティブになりやすく、自分の価値を下げてしまいがちです。自分のセルフイメージが下がり、チャレンジする気持ちがなくなり、次の一歩が踏み出せなくなることも。
失敗した自分=価値が低い自分
と自己認識してしまいがちですが、本当にそうでしょうか?
そうではないはずです。失敗しても自分の価値が減ることはないですし、経験という価値が増えるのです。そして、その経験からの学びや気づきというのは、あなたを輝かせる魅力となります。
つまり、うまくいかなかったこと、失敗したこと自体が悪いことではなく、大事なのは、その経験を未来にどう活かすか、ということです。
ですので、うまくいかなかった時、失敗した時というのは、悲しくなったりイライラしたり、落ち込んだり、どうしてもネガティブになりやすいですが、一旦、起きた出来事にくっついているネガティブな感情を切り離し、感情なしのニュートラルな状態で起きた出来事を捉える視点を持つようにしましょう。
そうすることで、次はどうしたらいいのか、という前向きな考えに切り替えやすくなります。
素直に失敗を認めることで、同じ失敗を避ける
時間やお金、エネルギーを投資して、これまで努力してきたこと、頑張ってきたことであったとしても、結果は必ずしも思う通りにいくとは限りません。うまくいかなかったり、失敗することもあります。
そんな時、素直に失敗を認める、ということが重要です。
「これだけやってきたのだから」
「今までのやり方があるから」
という思いがあると、自己流のやり方、失敗するやり方を捨てきれずに、引きずってしまいます。
すると、良いアイディアや他人からの意見、より良い方法を素直に取り入れることを避けてしまいがちになり、結果、同じ失敗を繰り返しやすくなってしまうのです。
たくさんの時間、たくさんのお金、たくさんのエネルギーを投資したほど、失敗した時、認めることに抵抗が生じやすいです。
自分がやってきたことは間違っていない、と、潜在的に、自分を正当化したくなるものですが、そんな過去も全てを受けれるだけの心の器を作りましょう。
「次はがんばろう」では、次も失敗する
うまくいかない時、失敗した時に、パッと頭によぎる、自分への励ましの言葉があります。それは、、
「次はがんばろう!」
です。一見、前向きのようで、ポジティブで良いように思われるかもしれませんが、これでは、また同じ失敗を繰り返してしまう可能性が高いです。
同じ失敗を繰り返すと、さらに自信が失われてしまいます。
一体、何をどう頑張るのでしょうか?具体的な改善策を明確にする必要があります。
具体的な改善策を明確にする
うまくいかなかった、失敗した原因は、一つではなく、いくつもの要因が絡み合って、その結果として表れたものです。
失敗の原因は、何が考えられるでしょうか?何をどう改善すればいいでしょうか?
具体的な改善策は、頭で考えているだけでは時間が経つにつれ、消えてしまいます。紙に書くなどして視覚化し、いつでも見れるようにして起きましょう。例えば・・・
時間的要因・・・時間を作る、集中力をあげる、時間を決めてやる、時間配分を考える、スケジュール調整、etc
環境的要因・・・身の回りを整理整頓、掃除をする、気温湿度の調整、香りや音などの調整、スマホの電源を切る、テレビは処分、etc
精神的要因・・・ストレスを溜めない、適度に運動する、ストレッチをする、準備を念入りにする、落ち込まない、食事をきちんとする、睡眠をしっかりとる、etc
具体的な改善策が明確になれば、一つずつ、実行していきましょう。そうすることで、うまくいく可能性は高まるのです。
もし仮に、改善策をやって臨んでも、また失敗した、うまくいかなかい事もあるかもしれません。しかし、確実に何か成長をしていることを実感できるはずです。
そして、さらに改善策を明確にし、次に望めばいいのです。
自分の成長、変化が感じられると、それが自ずと自信へとつながって行くのです。
最後に
うまくいかなかった時、失敗した時、どう考え、どう行動するかで、未来は大きく変わります。いわば、失敗した時は、運命の分かれ道。
もし、未来にいる自分から、メッセージを受け取ることができるなら・・
きっと、「失敗したときこそ、最も大事な時なんだよ!」と言うのではないでしょうか。
未来を信じて、歩んでいきましょう!(^^)/
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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