我慢の限界!やりたいことを制限しすぎると反動を強めてしまう、その理由と防止策

メンタル習慣
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やりたいことを制限しすぎると、ある時、我慢の限界がきて、反動で欲求のままに行動してしまうことがあります。

ダイエットや貯金のように、何か目標達成したいことがある時や、コロナ感染予防の自粛のように、環境や状況から我慢や制限をしなければならないこともあるかと思います。

我慢や制限することは、精神的なストレスとなります。

やりたいことを制限しすぎると、反動を強めてしまうことにもなります。今回は、その理由と防止策について書いていきます。

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我慢はいつか限界がやってくる

我慢をずっと続けることは精神的に厳しいものです。我慢はいつか限界がやってきます。

例えば、ダイエット。初めのうちは頑張って、食事制限をしているけど、食べたいのに食べられないストレスがどんどん溜まり、とうとう我慢の限界に。堰を切ったかのように暴食してしまい、これまでの努力は水の泡。ダイエット前の状態に戻ってしまった・・。

他にも、貯金。お金を貯めるぞー!と意気込んで、節約してコツコツ貯金をする。買いたい洋服があっても高いから買わずに我慢。ランチに行けば、美味しそうな食べたいメニューを横目に値段の安いメニューで我慢。惨めに思えてきて、はち切れる。もういいや!と今までの努力なんてどうでもよくなって、たくさんお金を使い出す。これまでコツコツ貯めたお金はどこかへ旅立ってしまった・・。

制限しすぎることは、長期的な視点でみれば、有効とは言えません。

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我慢の限界のあと、反動が強くなってしまう

やりたいことを制限し、我慢を続けていると、その我慢していることに対する欲求がより強くなってしまいます。

潜在的な欲求は意識的にコントロールするのは難しいものです。

制限しすぎて我慢を続けていると、バネのように反動が強くなって欲求度が増してしまう恐れがあるのです。

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反動しないための予防策

反動しないための予防策について書いていきます。

長期間の我慢・制限しすぎは避ける

反動してしまう原因となるのは、ストレスからです。ストレスにならない工夫、ストレスを減らす工夫が必要です。

無理しすぎ、制限しすぎ、と過剰になってしまうと、どうしてもストレスになってしまいます。短期間ならいいですが、長期間の我慢・制限しすぎは避けるようにしましょう。

義務感・禁止の感覚をやめる

「〜しなければいけない」「〜してはいけない」という義務感や禁止の感覚があると、ストレスになりやすくなってしまいます。

「これをやりたいから、やっている」という思考に変換することで、義務感や禁止の感覚から解放されます。

例えば、ダイエットで「ケーキは食べたらいけない」という考えを変えてみると・・、「数ヶ月後には痩せた自分がいる。その自分になりたいために、ケーキは食べないようにしている。ケーキを食べないことは、私にとっては幸せなこと。」とすれば、心が軽くなるかと思います。

自分の選択は、HAPPYになるためだ、この選択をするのはHAPPYなことだ、という意識でいると、ストレスが減ります。

欲求を、別の欲求に置き換えて満たす。

叶えられない欲求ではなく、別の叶えられる欲求に置き換えることです。わたしたちは、欲求が満たされた時の幸福感、安心感、嬉しさ、楽しさが欲しい、と感じているもの。別の欲求を満たすことで、幸福感などのポジティブな感情や感覚を自分に与えることさえできれば、叶えられない欲求を抱えて悶々とすることが減ります。

たとえば、ショッピングに行きたい、という欲求が叶えられない、とすれば、別の欲求に置き換えてみる。ポジティブな感情が得られるためには、好きなことがオススメ。家で好きな音楽を聞く、好きな料理を作る、など、自分の幸福感や嬉しいこと、楽しいことを選んでみましょう。

少しでもいいので欲求を満たすこと。

〜したらダメ!と言われると、余計に欲求が高まること、あると思います。特に外出したいわけでもなかったのに、外出禁止、と言われたら、なぜか外出したくなってくる。「禁止」ということ自体がストレスになるんですよね。

この場合、少しだけでも欲求を満たしてあげると、改善することが多いです。100%禁止したらストレスになるものでも、10%OKであれば、ストレスにならない、ということもあるのです。

たとえば、外出禁止で100%絶対に外出しない!のではなく、10分ぐらい公園に出かける、とするだけでも全然気分は違います。

少しでもいいので、欲求を満たすことで、ストレスの負荷はかなり軽減されます。

意識を向ける対象を別のものに向ける

3つ目は、意識を向けるもの、自分のエネルギーを注ぐところを変える、ということです。

たとえば、よく飲み会に行っていたのに、行きたくても行けなくなった!という場合、ストレスになってしまいます。

今までは飲み会にかなりのエネルギーを注いでいたのに、エネルギーの注ぎ先がなくなってしまうことで、モヤモヤしてくるのです。

こういう場合は、何か興味のあるものをやってみたり、これから先、目指す未来に向けてできることを始める、など、意識を向ける対象を変えてみる、エネルギーを注げるものを別のものにすることで、解消します。

最後に

今回は、ダイエットや貯金というのを例にあげてみましたが、日常生活の中で、やりたいことを制限していること、我慢していること、というのは、意識してみればたくさんあるはずです。そしてそれが、無意識にストレスとなっているものです。

我慢や制限によりストレスを感じたら・・、溜めてしまう前に、スッキリさせていきましょう。

毎日をHAPPYに過ごしていただけたら嬉しいです。(^^)/

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

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