「今日をもう一度やり直せるなら?」
うまくいかなかった時、失敗した時、もし、もう一度やり直せるならやり直したい!そう願うときもあるかもしれません。
小さな後悔を積み重ねていくことは、いずれ、大きな後悔となります。それよりも、小さな喜びを積み重ねていくことで、大きな喜びにつなげていくほうが素敵だと思いませんか?
今回は、後悔しない人生をつくる毎日の習慣について書いていきます。
重要なキーワードは、「今日をもう一度やり直せるなら?」です。(^^)/
人からのアドバイスは素直に聞けない
自分の考えに固執しないためにも、いろいろな価値観や考えを入れるためにも、人からのアドバイスを受けることは大事です。しかし、人からのアドバイスを素直に100%聞ける人というのは、おそらくいないと思います。
アドバイスをしてくださる方が、どれだけ信頼している人、どれだけ心を許している人、どれだけ素晴らしい人であっても、多少なりとも反発心を感じてしまうものです。
「いや、そうは言ってもね・・」
「それができたらいいけど、そう簡単にはいかないよ」
「そこまでしなくたっていいじゃない?」
「だって、今はこんな状況だから・・」
「うーん・・厳しいなあ・・」
その理由は、自分の心の底にある本音や、今置かれている状況や事情を、相手の人に、100%理解してもらうことなんて、不可能だからです。
だからこそ、人からアドバイスに対して、反発心や甘えが生まれるのです。
一番素直になれる相手は、自分自身
自分の本音、今の状況、これまでの過去の経験、希望や望み・・・そういうものを一番わかっているのは、他のだれでもなく、自分自身です。
つまり、自分自身が一番の理解者ということです。
それゆえに、自分自身からのアドバイスというのが、いちばん抵抗なく素直に聞くことができるものです。
人から、プラス自分からのアドバイスを聞く
「自分からのアドバイスが素直に聞くことができる」というと、自分からのアドバイスって何?と疑問を持たれるかもしれません。
そもそも、自分ではわからないこと、自分ではどうしていいのかわらないこと、自分以外の意見を聞きたいからこそ、人からのアドバイスが欲しいわけなので、そんな状態で、自分からのアドバイスなんて、何もない!と思ってしまうかもしれません。
もちろん、人からのアドバイスも有効ですし、必要なものです。しかし、人からだけではなく、自分からも自分へアドバイスをする、ということです。つまり、「人から」プラス「自分から」のダブルアドバイス、ということです。
自分からのアドバイス、どうするの?
では具体的に、自分からのアドバイスとは何か?どうするのか?ということを書いていきます。
自分からのアドバイスは、自分と対話することから見い出します。
夜、1日の最後に、自分を客観的に見つめる、「もう一人の自分」がいるとイメージします。
その「もう一人の自分」とは、自分自身に対して、新しい気づきを与えてくれる、色々なことを知っている、とても頼りになる存在、と設定します。
そして、そのもう一人の自分から、アドバイスをもらうのです。1日の終わりの夜、もう一人の自分は、自分にどんなアドバイスをするでしょう?
その時に使う質問が、『今日をもう一度やり直せるなら?』です。
今日をもう一度やり直せるなら?
今日をもう一度やり直せるなら?・・・1日を振り返ってみます。
1日という時間の中で、うまくいかないことがあった、満足いかないことがあった、嫌な思いをした、、もし、今日をもう一度やり直せるなら、具体的に、何をどう改善するのか?を考えます。
ポイントは、具体的に、ということです。わたしは初め、具体的ではなくふわっとしたことを書いていました。例えば、時間の効率を上げる、早く寝る、のような感じでザックリ書いてました。
しかし、ザックリではダメなんです!わたしはザックリでは何も改善することができず、同じ失敗を何度も繰り返しました。
具体的に何をどうするのか、という詳細まで深掘りすることが重要なのです。時間の効率をあげる、そのためには何をするか?身の回りの整理整頓をする、掃除をする、というような感じです。
具体的に書くから、具体的に改善できるのです。
過去の囚われから抜け出し、未来への一歩に
『今日をもう一度やり直せるなら?』この質問の最も良いところは、過去の囚われから抜け出し、未来の一歩につながることです。
ほとんどの人は、ポジティブなことよりネガティブなことを考えている時間が多いと言われています。
過去への執着もネガティブ思考になりやすい1つです。
「あの時は、すごく良かったのに。」(過去と比べて今は良くない)
「あの時、〜しておけば良かった」(過去の後悔)
「前はうまくいったのに、おかしいな」(過去への固執)
つまり、これらの思考回路に陥りやすいのです。ネガティブ思考回路をストップしてくれるのが、『今日をもう一度やり直せるなら?』という質問になります。
次はどうするのか?何をどう改善するのか?どう改善したらどうなるだろうか?
というように、自然に過去の囚われから抜け出せて、自然に未来思考になっていているのです。
やってみよう!
ここまでできたら、あとは実行です。やってみましょう。
改善し、一つでも良い変化が起きたのであれば、その喜びが自信につながっていきます。そして、前向きにさらに歩んでいけるものです。
わたしも実際やってみて、何度も失敗していますが(笑)、良かったこと、改善できたこともたくさんあります。うまくいかないことがあっても、「もし、やり直せるなら」で心が前向きになることは確実です。
あなたにたくさんのHAPPYが訪れますように。(^^)/
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
コメント