「感謝できること」を毎日たくさん見つける方法

人間関係
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「ありがとう」と言う時の表情は、柔らかくて優しく、美しいものです。相手だけではなく、自分自身の心もほっこり温めてくれます。

「ありがとう」は、心で思っているだけではなく、口にすればするほど、美しく、温かみのある心になっていきます。

1日のうちに何回、「ありがとう」と口にしているでしょうか?

多いほうがいい、とは言っても、感謝の気持ちがないと、なかなか言いにくいものです。まずは、感謝できることに「気付く」ことから始めるのが良いでしょう。

今回は「感謝できること」を毎日たくさん見つける方法について書いていきます。

もし、今まで感謝できることに、あまり意識してこなかった方は、私がいつも心得ていることを、この後に述べていきますので、参考にしてみてください。

たくさん「ありがとう」が出てくるようになるはずです。

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「すみません」を「ありがとう」に変換する

悪いこと、非常識なことをしていないにもかかわらず、「すみません」「ごめんね」を言う人は意外に多いのです。

これは、申し訳ないという気持ちが言葉に表れているのですが、人に何かをしてもらうことに慣れていない、又は、好意を受け取ることに抵抗感、罪悪感を感じやすい傾向があるためです。普段何となく、無意識的に謝っていることがありますので、気をつけてみてください。

例えば、お店でお会計の時、店員さんが釣り銭を渡す時に、「すみません、○○円のお返しです」と言い、お客さんが「すみません」と言って受け取る。また、誰かが手助けしてくれた時に、「すみません」「ごめんね」、プレゼントをもらったりご馳走してもらったりしたときに「悪いね、ごめんね」と言う。エレベーターのボタンを押してもらったときに「すみません」・・・というように、無意識に謝っていることがあるのです。

相手の好意を快く受け取り、素直に喜ぶことは、笑顔や感謝の思いを相手に返すことにもなるので、結果、相手を喜ばせることになるのです。

意識的に「すみません」「ごめんね」から、「ありがとう」に変換すればいいのですが、初めのうちは慣れないと思いますので、「ごめんね、ありがとう」というように、後ろに添えるようにしてみると、抵抗なく言いやすくなるかと思います。

それに慣れてくれば、「ありがとう」とストレートに言えるように、徐々にチャレンジしてみてください。

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人と人の間に、沢山の「ありがとう」が生まれる

私たちは、人との交流なしでは生活できません。インターネットが普及し、直接に人と会う機会が減ったとしても、人と人の繋がりが無くなることはありません。

人との交流には、「ありがとう」と感謝できることが山ほどあります。日常の一瞬一瞬に、感謝の思いを感じとっていけば、たくさんの「ありがとう」を言うことができるようになります。

例えば、お店の会計の時に「ありがとう」、注文した食事がきたときに「ありがとう」、誰かと会うことに「ありがとう」、話を聴いてもらって「ありがとう」、仕事で気遣いをしてくれた仲間に「ありがとう」、お給料をいただいて「ありがとう」・・・挙げ出すときりがないですね。

人と人が繋がる場所には、感謝の種がたくさん転がっていますので、それを見つけてみてください。

探す、というより、相手の優しさや思いやりを素直に受け止め、感謝の思いを感じることに意識すれば、驚くほど沢山見つかるはずです。

私の友人に、「ありがとう」をたくさん言う人がいます。実際、彼女たちの「ありがとう」という言葉を聞くと、私も心が温まりますし、気持ちがいいものです。

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日常生活の裏には「ありがとう」がたくさん隠れている

私たちが普段、何気なく過ごしている日常には「ありがとう」が沢山隠れています。それに気付くことができれば、山ほどの「ありがとう」が見つかります。

衣食住、自分の体、仕事、環境、持ち物など・・当たり前のように手に入れているようで、当たり前ではありません。自分の力だけで手にすることは不可能で、必ず誰かのお陰で手にしているはずです。

何事においても、たくさんの人々の働きや思いがあるからこそ、私たちは毎日、不自由なく日常生活が送れています。日本は豊かな国ですから、ついつい見落としがちですが、改めて感謝の気持ちを持つことは、とても大切なことです。

例えば、夕食で肉じゃがを食べたとします。材料のじゃが芋、人参、たまねぎ、牛肉、全て自分で簡単に作れるものではないですよね?酪農家や農家の方々がいるお陰です。そして、流通、販売の人など、多くの人の働きがあって、食材は私たちのところに届くのです。

その背景がイメージできれば、自ずと感謝の気持ちが沸き起こるはずです。感謝の気持ちがあれば、「いただきます」「ごちそうさまでした」「ありがとう」、と心から言いたくなるものです。また、早食いせずに食材の美味しさを味わって食べたくなるものです。

好きなものが買えるのは、お金をいただく会社、仕事仲間、顧客やクライアントなど、多くの人々がいるお陰です。感謝の思いが高まれば、買っても使わないものは買わなくなるでしょう。自分が本当に欲しい、と思うものを買うようになります。

自分が存在するのは、両親や先祖の方々がいたからです。一人でも欠ければ、今の自分はいません。それが腑に落ちれば、親やご先祖様に感謝の気持ちが自ずと湧いてくるものです。ご先祖様に、感謝の気持ちを添えて手を合わせるようになるでしょう。

日常生活において、様々なことに感謝できるようになると、行動、仕草、振る舞いが自然と美しく変わり、物の扱いも、より丁寧になるはずです。

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