短所が多い、と自己認識している人は、案外多いものです。
私は、セルフイメージを高めるセミナーをやっていたのですが、その中で長所と短所をあげていってもらうワークをしていました。すると、多くの方が、長所と短所の数は同じぐらい、または、短所の方が多いという結果がみられました。短所が長所の2倍ぐらい、という方もいらっしゃいました。
短所が多いと、セルフイメージが低くなり、自分に自信が持てず、人間関係や恋愛、仕事での悩みが増えてしまいがち。
短所が多いなら長所に変換すればいいのです。多い短所を長所に変える方法について、書いていきます。
長所と短所は表裏一体
長所と短所は表裏一体。そんなことを聞いたことがある人が多いのではないでしょうか?長所は短所にもなるし、短所は長所にもなる。
例えば・・行動力がない→慎重に、丁寧に物事を進める。大雑把→細かいことは気にしない、大らか。
このように、表現を変えてみたり、違う視点で見てみれば、短所は長所に変換することができます。
「短所が多い!」というのなら、自分の個性を短所として捉えている視点が多い、ということです。
長所も短所も、個性。自分らしさ。
長所も短所も、個性であり、自分らしさです。その個性が長所となるか短所となるかは、時と場合によります。
その個性によって、辛い、悲しい、怒りなど、嫌な思いをした、ということが多ければ「短所」と捉えることが多いでしょう。
反対に、個性によって、嬉しかった、楽しかった、好ましい結果があった、というようにプラスに思えることは「長所」と捉えることが多いでしょう。
「個性」に感情がくっついていると、どちらか一方だけの視点になってしまいがちです。
大事なのは、個性をニュートラルに捉えること。
感情なしで「個性」を捉える意識をすると、「個性」を長所にも短所にも、どちらにも変換することがやりやすくなります。
【短所一覧】多い短所を長所に変える方法
具体的に、短所を長所に変えることにチャレンジです。一覧表にしましたので、ご参考にしてください。
負けず嫌い | 向上心が強い |
意思が弱い | 柔軟性、適応力が高い |
飽きっぽい | 好奇心旺盛 |
計画性がない | 行動力がある、臨機応変 |
話すのが苦手 | 話をよく聞く |
繊細 | 感受性が豊か |
短気 | 感情豊か |
好き嫌いが多い | 素直、純粋 |
わがまま | 意思力がある |
せっかち | 迅速な行動力 |
頑固 | 信念を持っている |
協調性がない | 主体性がある |
マイペース | 落ち着いて行動 |
優柔不断 | 慎重 |
でしゃばり | 積極的 |
控えめ | 奥ゆかしい |
クール | 落ち着いている |
心配性 | 慎重 |
視野が狭い | 集中力、探究心 |
面倒がり | 効率的 |
短所・長所はジャッジするより活かすことが大事
個性・自分らしさを、「短所」「長所」という言葉で表現されるのは、なぜでしょうか?
短所、長所と表現されるのは、個性・自分らしさをジャッジしているからです。
良いか悪いか。正しいか間違ってるか。有利か不利か。好きか嫌いか。普通かおかしいか。優れているか劣っているか。
個性・自分らしさというのは、本来、ジャッジすることが大事ではありません。本当に大事なのは、その個性をどのように活かしていくのか、ということ。どのように扱っていくのか、ということ。
自分自身に対してだけではなく、他の人に対しても、個性の活かし方のほうに、フォーカスしていきましょう。(^^)/
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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